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塾代を節約する家庭学習法

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「やる気とコミュニケーション能力」の問題点

ただし、「やる気とコミュニケーション能力」を評価の対象とし、しかもその評価を「指導要録」なり、「内申書(調査書)」に記載するということであれば、学校として「やる気とコミュニケーション能力」を高めるような教育・指導を、生徒に対して適切に施さなければならないのは当然だろう。

ところが、その辺のことはちょっと心もとないと言わざるを得ない。

単に「標語」や「題目」を掲げておいたり、たまにお説教をすればいいというものではないからだ。

なるほど、国語の先生は国語教育、数学の先生は数学教育の専門家ではあるかも知れないが、生徒のモチベーションを高めたり、コミュニケーション能力を開発したりするには、それとは別のノウハウが必要なのである。

そこのところが解決されない限り、「教育の結果」を評価するのではなく、その子供の「もともとの性格」を評価するということになりかねない。それは、どう考えても「学校」という場で評価するには不適当な内容である。となると、冒頭のりんこ氏のように「うちの子の性格では・・・」と気に病む親が現れてもおかしくはないのだ。

 

子供のモチベーションを高める

しかしながら、新しい「指導要録」は既に始まっている。しかも、これがまた以前のペーパーテスト中心主義に逆戻りするとはちょっと考えにくいのである。学習指導要領が「生きる力」を基本理念に掲げている以上は、そして単にペーパーワークをこなす能力だけでは「生きる力=稼ぐ力」として不十分であることが明らかである以上は、「やる気とコミュニケーション能力」の重視は避けて通れないものだからだ。

従って、私たちの子供も公立校に行くのであれば、いずれは「やる気とコミュニケーション能力」を評価された「内申書」を高校に送られることになるに違いない。

だとすれば、親としてはどのような対策をとればいいのだろうか。

まず、子供のモチベーションを高めなければならない。これについては別の機会に詳説するが、「指導要録」の評価法がどうであれ、あるいは「内申書」のあるなしによらず、人生においてモチベーションを高める時期は絶対に必要だ。

とりわけ中学に入ると、科目によって担当教諭が異なるわけだから、仮に国語の時間にやる気を見せても、数学が不得手でいつも浮かぬ顔で授業を受けていたら、数学の先生はその子の「やる気のない顔」しか見ていないことになる。

だから、学業全般に対するモチベーションを高めておくことは非常に大事なことになるだろう。

 

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「仕事の価値観」を伝える

もう一つ大切なこととしては、「仕事上の価値観」を子供に伝えておくことがある。

例えば、お客さんを獲得するということがいかに大切で、しかも困難なことであるか、また「信用」というものがいかに大切なものであるか、提出物の期限(納期)を守るということの意味(デートの待ち合わせに遅れるのとは違う)など、親として教えておくべきことは少なくないはずだ。

決め手となるのは、ここでもやはり家庭教育の力である。

そういう対策は、できれば小学生時代からやっておいたほうがいい。中学に入ってからでは、勉強が難しくなったり、思春期のもろもろの問題が生じたりするので、もうそんな話を聞いている余裕はないかも知れないからである。

いずれにせよ、「子供にはただ勉強(とスポーツ)さえさせておけばいい」という時代は既に終わった。そのことは、肝に銘じておかなくてはならない。

 

内申書対策=家庭教育のチャンス

ここで最初に戻ろう。

「内申書」とは、そんなに怖しいものだろうか。

これまで述べたことからも知られるように、「内申書」とは、これを避けるために1000万円もかけて私立の中高一貫校を受験させなければならないような、悪魔の文書のごときものではない。

家庭教育によって適切な対策をとることは可能だし、それは子供にとって「世間」の価値観に慣れるための準備ともなるだろう。

それは、ある意味で家庭教育のチャンスでもあり得る。むしろ楽しんでやりたいものである。

「内申書」「内申点」など怖れるには足りないのだ。

 

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