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受験業界にだまされない家庭学習法

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ヘレン・ケラーから学ぶこと

 「学習障害」は、視覚障害でも聴覚障害でもない。けれども、ヘレン・ケラーとサリヴァン先生のケースから学ぶことは多いと思われる。

第一に、障害は、克服することができる。

けれども、それは、必ずしも他人と同じようになるとか、同じことができるようになるという意味ではない。他人にはできるのに、自分にできないことはあるかも知れない。そんなことは当たり前のことである。けれども、自分にできることをもっと伸ばすことによって、できないことを補うこともあり得るし、場合によっては他人以上の能力や才能を発揮できることもあるということだ。

 では、その子にとって何が「できること」であるのか。また、それをどう伸ばしていけば、「できないことを補い」、あるいは「他人以上の能力や才能を発揮する」ことができるようになるのだろうか。

これは極めて難しい問題だ。

 もし、家庭教師が本気になって「学習障害対策」に取り組むとしたら、この課題を解決していかなければならない。

 

「奇跡」が起こったわけ

しかし、果たして、そんなことが可能だろうか。

 ヘレン・ケラーとサリヴァン先生の場合は、それができたわけである。

だが、サリヴァン先生は、同じ「家庭教師」と名が付いてはいても、今の日本の家庭教師とは全く異なることをしていたのだ。

日本で家庭教師と言えば、週に12回くらい家庭を訪問し、2時間ほど生徒の横に座って勉強を見ているだけだ。

ところが、サリヴァン先生は、「住み込み」なのである。つまり、文字通り生徒と寝食を共にし、二十四時間体制で仕事をしているのだ。それどころか、ついにはヘレンを両親と別居させ、二人暮らしを始めるのである。

日本の家庭教師は、アルバイト感覚で、週に12回くらい授業をして「次のテストで成績が上がらなければクビかも知れない」などと考えながら生徒に接している。ところが、サリヴァン先生は、ヘレンの指導に自らの人生を賭けているのだ。いわば、ヘレンこそが彼女の就職先だったわけであり、ヘレンの親もまた、そのつもりで受け入れている。要するに、先生も、生徒の家族も「覚悟が違う」のである。

そのくらいのことをしないと、「奇跡」は起きなかったと言えるだろう。

逆に、そのくらいのことをしたからこそ、「奇跡」は起きた。

つまり「奇跡」は、起こるべくして起きたのだ、とも言えるのである。

 

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「奇跡」は、起こるべくして起こる

 問題は、今時の日本で、そんなことが可能かということだ。

 アルバイト感覚の家庭教師に、そこまでの覚悟があるはずもないのは言うまでもなかろう。

仮に、そこまでやってみたいという家庭教師がいたとしても、それにかかる費用を、いったい誰が負担するのか。

日本の、ごくふつうの家庭の経済的事情からすれば、そんなことは、どだい無理なのである。

では、現代の日本では、決して「奇跡」は起こらないのだろうか。

あきらめるのは、まだ早すぎる。

「奇跡」は、起こるべくして起こるからだ。

 

日本で「奇跡」を起こすのは

 では、今の日本の家庭で、学習障害をもつ子どものために「サリヴァン先生」の役割を果たせるのは、いったい誰なのだろうか。

それは、「親」しかいない。言うまでもないことだろう。

二十四時間体制で子どもを見ていられるのは、ふつう親だけだからだ。

そして、たまに来て、ふつうに勉強を見ているだけの家庭教師よりも、いっしょに生活している親のほうが、当然ながらずっと子どものことをよく見ているはずである。

従って、子どもの良い点もずっとよく知っており、これから伸びていくであろう点についても、他の誰よりもよくわかるに違いないのである。

だから、今の日本で「奇跡」が起こるとしたら、それを起こすことのできるのは、親しかいないといって間違いない。家庭教師に多くを期待することはできない。親ができることに比べれば、時間にせよ、意識にせよ、家庭教師には限界がありすぎる。

次は、「親が『奇跡』を起こすために

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