かけざん九九を覚えるための手作りカードゲーム
(苦手克服編)
|
|
単純な反復練習よりも・・・
かけざんの九九を完全に覚えるには、1年や2年かかることも珍しくない。ふつうは、お子さんが学校で教わるまでは「九九」というものの存在すら教えないだろうから、2年生で九九を習い始めたとしたら、3年生、4年生になってもまだ「確実には」身に付いていないというお子さんも多いのではないだろうか。
そんなときは、対策として単純な反復練習だけでは効果が出ないこともある。ことばの音をくり返しているだけで、数の概念と結びついていないこともあるからだ。
別ページで紹介したカルタ式のゲームは、そんなお子さんのためにも効果があるので、ぜひやっていただきたいと思う。
けれども、ここでは特に、かけざんの九九を習い始めてしばらくたつが、なかなか覚えられないお子さんに、楽しみながら覚えてもらうのためのゲームをご紹介しよう。
お子さんの九九をチェック
このゲームも手作りなので、まずカードを作らなければならない。
だが、その前に、お子さんの九九の能力をチェックすることにしよう。チェックには、九九を順番に言わせるだけではなくて、ランダムにも言わせてみたほうがいい。(チェックシートを用意してあるので、利用してほしい。) すると、どうもうろ覚えのところや間違えやすいところが見つかるはずだ。
さて、かけざんの九九は、全部で9 x 9の81とおりあるのだが、1の段を除けば8 x 8で64とおりになる。そのうち、交換できるもの(「2 x 3」 と「3 x 2」など)の片方を除くと、36とおりである。さらに、たいていの子どもは「はっぱろくじゅうし」や「くくはちじゅういち」などの同じ数どうしをかけるパターンは得意なので、それも除くと28とおり。おそらく、そのなかに、お子さんの間違えやすいパターンが隠れているのではないだろうか。
それが、どの計算かがわかったら、忘れずに記録しておく。というのは、今から作るカードは、かけざん九九の計算すべてに対応しているわけではないからだ。(対応させることは可能だが、そうすると、カードの数が多くなりすぎる。)
|
子どもの成績が上がり、お金も貯まる!? -- 音読学習の実際 |
|
暗記力を高め、かるたにもなる音読教材。今なら全内容の試し読みが無料。 『リズムとクイズで覚える小学校の理科』「小学生向き理科カード五・七・五」の内容に解説を加えました。小さな子でも覚えやすく、高度な理科を先取りできます。(総合編。分冊版もあります。) 『理科百人一首 物理・化学編』小学校高学年から高校の先取りまで。詳しい解説で文系のお父さん、お母さんがお子さんに説明してあげられるようにしました。 『理科百人一首 生物・地学編』五七五七七なら生き物や人体、地球と宇宙のしくみが直感的にイメージできます。解説、確認問題付きで、覚えやすいように工夫しています。 『元素百人一首』特色や用途を五七五七七で覚えられます。解説、確認問題付き。 『日本史人物 百人一首』かるた遊びは小学生から。解説は歴史の流れや人物関係を重視し、中学と高校をつなぐ内容になっています。 『世界の国々 百人一首』中学地理でとりあげられる国については地理や気候を、比較的なじみのない国については歴史を重視して五七五にまとめ、解説しました。かるた遊びもできます。 |
|
塾に行かず、一日10分の自宅学習で、60点だった数学が90点に! --奇跡の音読学習 |
|
|
数字のパターンを選ぶ
次に、かけざん九九の表から、お子さんがあまり得意でない計算を含めて、およそ10のパターンを選ぶ。
ここで、気を付けて欲しいことは、そのパターンは、計算(例えば、「にく」「さぶろく」など)ではなくて、「答え」で選ぶということである。
これから作るカードでは、「答えが同じ」なら同じグループになる。つまり、「にく」と「さぶろく」は、計算は違うが、答えが同じなので、1つのグループに入れる。
ところが、表をみてもわかるように、九九には、答えが同じになる計算がいくつかある。
|
|
(1) |
(2) |
(3) |
(4) |
(5) |
(6) |
(7) |
(8) |
(9) |
|
(1) |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
|
(2) |
2 |
4 |
6 |
8 |
10 |
12 |
14 |
16 |
18 |
|
(3) |
3 |
6 |
9 |
12 |
15 |
18 |
21 |
24 |
27 |
|
(4) |
4 |
8 |
12 |
16 |
20 |
24 |
28 |
32 |
36 |
|
(5) |
5 |
10 |
15 |
20 |
25 |
30 |
35 |
40 |
45 |
|
(6) |
6 |
12 |
18 |
24 |
30 |
36 |
42 |
48 |
54 |
|
(7) |
7 |
14 |
21 |
28 |
35 |
42 |
49 |
56 |
63 |
|
(8) |
8 |
16 |
24 |
32 |
40 |
48 |
56 |
64 |
72 |
|
(9) |
9 |
18 |
27 |
36 |
45 |
54 |
63 |
72 |
81 |
つまり、答えが「12」「16」「18」「24」「36」となるパターンは、交換法則で式の前後の数が入れ替わる以外にも、別の計算があるということである。
いずれにせよ、答えが同じになる計算を、ここでは10パターン選んだとしよう。
例えば、
「12」(2 x 6, 6 x 2, 3 x 4, 4 x 3)
「14」(2
x 7, 7 x 2)
「15」(3
x 5, 5 x3)
「24」(3
x 8, 8 x 3, 4 x 6, 6 x4)
「36」(4
x 9, 9 x 4, 6 x 6)
「42」(6
x 7, 7 x6)
「48」(6
x 8, 8 x6)
「56」(7
x 8, 8 x7)
「63」(7
x 9, 9 x7)
「72」(8
x 9, 9 x 8)
を選んだとして、作り方を説明しよう。
次は「カードの作り方・遊び方」
|
天才をつくるシリーズ 小学生から遊べる三角関数・対数ゲーム 親子で遊ぶ トランプで解く確率 |
|
|