手作り地理カルタの作り方
(日本の都道府県、世界の国など)
[続き]
[はじめにもどる]
|
手作り『都道府県かるた』『世界の国かるた』の作り方
そこで、ご自分で『都道府県かるた』や『世界の国かるた』を作ってみたいと思われる方のために、どうすれば、学習効果の高いカルタができるか、考えてみました。取り札については市販のものを流用するとして、次のような点に気を付けて読み札を考えてみると、遊びの利点を生かしつつ、学習効果を高めることができると思います。
・最初の言葉を「あいうえお」に合わせない。
・カード(取り札)をとるためのキーとなる語は、県名・国名などとし、原則として読み札の最後におく。
こうすることで、プレーヤーが読み札の内容に最後まで注意を払うことを促します。
・読み札は、「五七五」ではなく、「五七五七七」で作る。
「五七五」のほうが短くて覚えやすいかも知れませんが、情報が少なすぎてイメージがわきません。その都道府県や国がどんなところかを表すには、最低限「五七五七七」は必要です。また、「五七五七七」にすることで、かなり内容の濃いカルタを作ることができます。
ただ、内容が濃くなるだけに、都道府県名や外国の国名などを十分に知らない子どもたちにとっては少し難しくなるかも知れません。ですから、小さいお子さんには、ふつうの市販の『都道府県かるた』や『世界の国旗かるた』、また別のページでご紹介している世界(日本)地図すごろくで遊ばせながら、都道府県名や外国の国名などにまず慣れさせるといいでしょう。
そして都道府県名や外国の国名に慣れてきたら、次の段階として「五七五七七」のカルタを導入すればいいと思います。
そのときは、「このカルタは、最初の字じゃなくて、最後の言葉をとるんだよ」と説明してあげて下さい。
|
子どもの成績が上がり、お金も貯まる!? -- 音読学習の実際 |
暗記力を高め、かるたにもなる音読教材。今なら全内容の試し読みが無料。 『リズムとクイズで覚える小学校の理科』「小学生向き理科カード五・七・五」の内容に解説を加えました。小さな子でも覚えやすく、高度な理科を先取りできます。(総合編。分冊版もあります。) 『理科百人一首 物理・化学編』小学校高学年から高校の先取りまで。詳しい解説で文系のお父さん、お母さんがお子さんに説明してあげられるようにしました。 『理科百人一首 生物・地学編』五七五七七なら生き物や人体、地球と宇宙のしくみが直感的にイメージできます。解説、確認問題付きで、覚えやすいように工夫しています。 『元素百人一首』特色や用途を五七五七七で覚えられます。解説、確認問題付き。 『日本史人物 百人一首』かるた遊びは小学生から。解説は歴史の流れや人物関係を重視し、中学と高校をつなぐ内容になっています。 『世界の国々 百人一首』中学地理でとりあげられる国については地理や気候を、比較的なじみのない国については歴史を重視して五七五にまとめ、解説しました。かるた遊びもできます。 |
塾に行かず、一日10分の自宅学習で、60点だった数学が90点に! --奇跡の音読学習 |
地図の見方が変わる
どんな内容の読み札を作るかですが、その地域の特色やポイントがぱっと浮かぶものを作るのは、ちょっと骨が折れるかも知れません。参考書としては、中学校地理の参考書や、中学受験の参考書・問題集などを参照しながら作るのがおすすめです。作りながら、親にとっても新しい発見があることでしょう。
日本の都道府県や世界の国々については、日ごろニュースなどでよく出てくる地名でない限りは、その地名を聞いただけでぱっとイメージがわくことは、そうあるものではありません。大人でもそうです。ところが、「五七五七七」のカルタにすることで、いろいろな県や国のイメージがわくようになります。日本地図や世界地図の見方もおのずと変わってくるでしょう。
手作りの「日本地理かるた」や「世界地理かるた」は、子どもたちにとって将来も役立つ「知識の財産」となるに違いないのです。
「手作り地理カルタの作り方」(はじめにもどる)
天才をつくるシリーズ 小学生から遊べる三角関数・対数ゲーム 親子で遊ぶ トランプで解く確率 |
|