「置き換え」の発想を身に付ける
もうひとつ大切なことは、算数や数学を学ぶときに重要な「置き換え」の発想が自然に身につくということがあります。
算数や数学の問題を解こうとするときに、なかなか解けなかった問題が、ちょっと発想を変えてみるだけでスラスラと解けてしまうことがあります。
この発想の転換をうながすもののひとつに「置き換え」があるのです。別のものに置き換えて考えることで、問題の本質がつかみやすくなったり、ヒントが見えてきたりすることがあるのです。
確率の問題を「トランプを用いて解く」ことは、「置き換え」の発想そのものです。
確率の問題には、サイコロや色の異なる玉をはじめとして、いろいろなものが登場します。これらをカードに置き換えたからといって、問題がわかりやすくなるとは、すぐには信じられないかも知れません。けれども、百聞は一見にしかず。実際に問題を解いてみると、解き方がずっと見えやすいのに気が付くと思います。カードは並べたり、重ねたり、置き換えたりできるだけでなく、1枚1枚が違うのに裏返したらみんな同じになる、という特徴があるからです。
確率の問題を「トランプを用いて解く」ことによって、子どもたちは「置き換え」の発想に習熟していことになります。この発想を身に付ければ、確率だけでなく、算数・数学のそのほかの問題を解くときにもきっと役立ちます。
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