手作り「分数」カード・ゲーム
習い始めてすぐに遊べる
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意外に少ない「分数ゲーム」
算数は、ゲーム感覚で学べば楽しくなる。だから、算数や数学の学習は、もっとゲームを利用するべきだ。「アルゴ」や「マスマジシャン」など、数はそれほど多くはないものの、市販の算数ゲーム・数理ゲームにも、なかなかいいものがある(注)。
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(注) ゲームとしては、ディジタルなものよりも、カルタやカードなどがコミュケーションの手段としてもおすすめです。「アルゴ」などが有名ですが、意外に知られていないのが「マスマジシャン」です。低学年の算数から始まって、連立不等式までカードゲームで遊べるというスグレモノです。詳細は、こちらです。 |
ところが、意外にないのが「分数を学べるゲームやパズル」である。
「分数」は、小学校の算数における一つの山場といってもいいだろう。ここでつまずく子どもたちも多いという難関だ。その難しさは、「分数の割り算は、なぜ分母と分子を逆にして掛けるのか」など、大人向きの本でも真面目に取り上げられているくらいである。
けれども、原理そのものを理解するのは、掛け算・割り算の基本を一通り終えた段階であれば、可能なはずである。
だから、かんたんに導入したあとで、ゲームを通じて分数の概念に慣れるのは効果的だと思うのだが、いかんせん、いいゲームがなかなか見つからない。いいゲームどころではなく、「分数」を取り上げたゲームそのものが少ないように感じる。
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「分数カード」の作り方
そこで、ごく単純なものだが、すぐに手作りできて遊べる「分数カード・ゲーム」を考えてみた。紙とハサミとマーカーさえあればすぐに作れるので、お子さんが学校で分数を習い始めたら遊んでみてはどうだろうか。また、掛け算・割り算の基本ができているお子さんであれば、学校で分数を習っていなくても簡単な導入をしておけば遊べるかも知れない。
カードは、厚紙や工作用紙などを適当な大きさに切り(6 cm x 4 cm、または7 cm x 5 cmなど)、同じ大きさのものを44枚用意する。そして、1枚につき1つずつ、分数を書き込んでいく。書き入れる分数は、次の通りである。[ブラウザによっては分数がうまく表示されないことがあります。以下同じ。]
[1/2] [2/4] [3/6] [4/8] (各1枚)
[1/3] [2/3]
[2/6] [4/6] (各2枚)
[1/4] [3/4]
[2/8] [6/8] (各2枚)
[1/5] [4/5]
[2/10] [8/10] (各2枚)
[2/5] [3/5]
[4/10] [6/10] (各2枚)
[1/6] [5/6]
[2/12] [10/12] (各2枚)
これを見るとわかるように、例えば「 [1/2] [2/4] [3/6] [4/8]」というのは、約分することができて、実は同じ数である。このように、このカードでは、約分すれば同じ数になるものがそれぞれ4枚ずつできるようになっている。
そして、例えば「 [1/3]+
[2/3]= 1 」のように、足して1になる組み合わせもできるようになっている。
カード作りは基本的にはこれだけである。
ただし、子どもが学校で分数を習っていない、あるいは分数にまだ慣れていないときは、カードに扇形か、パイを切ったような形を描き入れて、その分数の意味が絵でわかるようにするといいかも知れない。
例えば、「 [1/2]」のカードには半円、「 [2/4]」のカードには円を4等分した2つ分を描いて、これらが同じものであるとわかるようにしておく。
次は、「分数カード・ゲームの遊び方」
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