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アメリカの理科から学ぶ家庭教育のヒント

--体系的な学習と先取り--

 

 

 

日本の理科を補うヒント

 小学生の習う理科など世界のどこでも似たり寄ったりだろうと思ってはいないだろうか。

もちろん、共通点はある。けれども、違いが少なくないのもまた確かである。

ここでは、日米の小学校高学年が用いている理科の参考書(日本では中学受験用の参考書)を比較しながら、それぞれの特徴を探り、もし日本の側に足りない点があるのならどのように補っていけば、「世界に通用する理科」を身に付けることができるのかを考えてみよう。ただし、これは教育政策の話ではない。政策の変化など待っていられる親はいないからだ。「今すぐ」、「個人()」が、「家庭」で、どうすれば補えるのか、という話である。

 

表・小学理科の日米比較(生物地学物理化学)

 

 では、上のリンクを開いて見ていただきたい。これらは、日米の小学校高学年(日本の場合は中学受験)で習うおよその内容を項目別に分け、その内容が参考書などでカバーされているかどうかを一覧表にしてみたものである。見やすさなどのために一応、生物・地学・物理・化学の四分野に分けているが、小学校の段階では物理と化学の境界がとりわけあいまいであることもあり(この点はアメリカも同様)、必ずしも厳密に分けられるものではない。

 

全体的な傾向の違い

 最初に、ざっと全体的な傾向を見てみよう。すると日本の小学校の範囲と比べて、アメリカでは、生物と地学の分野が非常に充実しているのがわかるだろう。そしてそのしわ寄せというべきか、物理と化学についてはやや手薄ではないかという印象を受ける。特に化学分野の学習項目が少ないのが目立っている。

もう一つ特徴的なのは、充実しているはずの生物分野において、日本ではかなり詳しく学ぶことになっている人体についての項目がアメリカでは全く欠けていることである(もっとも、これは「保健」という科目が別にあって、そこで詳しく勉強するからだとも考えられる)

これに対して、日本の中学受験用の参考書では、生物・地学・物理・化学のそれぞれの分野から比較的バランスよく項目が採用されていて、偏りが少ないように見受けられる。

 

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日本の理科は中途半端

 四分野それぞれをバランスよく学ぶことは、基本的には悪いことではないだろう。だが、日本の場合、バランスが保たれている分、どの分野も中途半端になっているという印象は否めない。アメリカでは、生物と地学、そしてその境界領域である「環境」については、ほぼ体系的と言える内容であり、その分野の全体像がほぼ把握できる構成なのに対して、日本の場合、どの分野をとってもまるで「つまみ食い」のようで、項目どうしの関連性がわかりにくいのだ。

確かに、小学校の段階で、生物・地学・物理・化学のすべてをある程度「体系的」と言えるくらいに詳しく学習することは、子供にとって相当な負担を強いることになるだろう。だからこそアメリカの小学校では、せめて生物と地学くらいは体系的に教える代わりに、物理・化学については「さわり」程度にとどめておこうという配慮があるのかも知れない。物理や化学に比べて身近で具体的な事物や現象について学ぶ生物・地学・環境などのほうが小学生にとっては負担が少ないということもあるだろう。

一方、日本の中学受験用のテキストでは、「体系的な」ものにしようとは最初から考えられていないように見える。それぞれの分野から、複雑でわかりにくそうなところ、間違えやすいところをピックアップすることに主眼があり、各項目の内容が全体的にどのように関連しあっているのかについては、なかなか見えてこない構成だ。つまり受験に特化した内容で、そもそも目的が違うと言えばそれまでだが、このような構成が中学受験用参考書のわかりにくさの理由となっているとも思える。

 

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